感動の米コシヒカリ玄米5kg
福井県認証の特別栽培米
感動の米コシヒカリは、化学肥料を一切使わず、有機肥料だけで育てられた減農薬栽培※のお米です。(※慣行農法の1/2以下)
化学肥料で育った稲の根は、太く短く、量も少なくなり、ひ弱で雨風にも弱い稲になってしまいます。化学肥料の養分は簡単に吸収できるようにつくられており、根をあちこち張り巡らせたりする必要がなくなるためです。例えるなら、稲に点滴を与えているようなもので、寝たきりでも構わない、といったところでしょうか。根が少ないので、土壌の微生物はエネルギーをもらうアテがなくなり、数が減っていきます。生物の多様性は失われ、貧しい土壌になっていきます。
一方で有機肥料を使った土壌は、たくさんの生き物に囲まれて、手をかけ過ぎない自然な環境で、根が自由に伸びてゆけば、文字通り、稲は伸び伸びと育ってくれ、秋には美味しい実りをもたらしてくれます。
また、安全なお米をお客様にお届けするため、残留農薬検査も毎年かかさず行っています。
日本のようなせまい国では、となりの田んぼは他人の田んぼ、があたり前です。となりで農薬が使われていれば、水路を通して、流れ込んでくるかもしれません。そういった環境でも安心安全なお米をお届けするためには、残留農薬検査が不可欠になってきます。 使用する農薬を減らすだけでなく、残留農薬の問題にもしっかりと向き合いたい、そんな思いで残留農薬検査に取り組んでいます。
低温倉庫で徹底管理
お米は、1年に1度しかとれません。収穫時期にとれたお米は、しっかり管理していかないと、1年を通して、おいしさを保つことが出来ません。
当社では、専用の低温倉庫を設け、15℃以下でお米の管理を行っています。ポイントは15℃以下というところです。これより高い、おおよそ20℃あたりから、お米にとっては悪い影響が出始めます。
まずは、品質の劣化です。お米には脂肪が含まれていますが、20℃前後から、酸化が促進されます。酸化が進むと、ご飯の香り、味が劣化してしまいます。
また、虫の発生も、20℃を越えたころから起こりやすくなります。
梅雨のシーズンを境に、お米に虫がわいたというお声を頂戴することがありますが、気温が高く湿度が多くなり、虫の動きが活発になることが原因です。
このように、お米は低温で管理することで、品質を保ち、虫からも守ることが出来ます。ご自宅でも、冷蔵庫の野菜室で保管していただくことをお勧めします。
さらに、低温倉庫の役割は、保管ばかりではありません。この低温倉庫では、玄米の精選作業も行っています。倉庫内に、2台の選別機を設置し、玄米食用に食べやすいお米だけを選りすぐっているのですが、低温を保ったまま行うので、ここでもまた、品質の劣化を防ぐことが出来るのです。
市場では玄米といっても、選別を重視せずに、もみ殻をただ取り除いただけのものも出回っています。選別においても、わざわざ低温環境で行っているのは、珍しい例かもしれませんが、出来るだけよい状態で皆さまに召し上がっていただくための工夫のひとつとして、当社ではこういった取り組みも行っております。
選別にこだわる理由
当社で玄米を初めてご購入してくださったお客様より、こんな嬉しいお声をいただきます。
「玄米が綺麗で驚きました。洗ってもゴミなどほとんど浮いてこなくて感動しました」 当社のお米が「綺麗」な理由のひとつに、玄米食用にお米の粒を「選別」しているということがあげられます。
玄米を籾摺り(もみすり)後、まず大きな選別機にかけて、玄米に混ざっている石やゴミ、金属などの異物を取り除きます。その後大きな網に通して、細かな粒を取り除きます。
さらに、2段階センサーで、虫の被害にあったお米や変色したお米を取り除きます。
こうして残った選りすぐりの玄米だけが、丁寧に袋詰めされ、「感動の米」として、皆さまのもとへ届いているのです。
毎日、選別機を操作している担当スタッフは、以前こんな話をしていました。
「ある日、選別された玄米の袋詰めをしていたら、飴色の玄米が、まるで宝石のようにキラキラと輝いて見えた瞬間があったんです。言葉では言い表せないほど綺麗でした。
何年もお米に携わってきたけど、初めて経験したあの感動は、今でも脳裏に焼きついていて、私の仕事の原動力になっているんです。
お米を通して感動できるって幸せですよね。私は、このお米の美しさや生命力をお客様にも感じていただきたいと思いながら、毎日この大きな選別機を動かしているんですよ」 玄米を通じて、スタッフの思いがお客様の心へ繋がり、感動を共有できることを嬉しく思います。そして、それが私たちの大きな励みとなるのです。
玄米は白米よりもGI値が低い
シドニー大学の研究から、玄米は通常の白米に比べて「GI値」が低いという結果が得られています。
GI値とは、炭水化物を含む食品を食べたときの、血糖値の上がりやすさを表した指数です。GI値が高い食品ほど血糖値が急激に上昇し、内臓脂肪型肥満や、すい臓の疲労による糖尿病、高血圧などの「メタボリックシンドローム」の危険性を高めると言われています。
一方でGI値が低いほど血糖値の上昇が緩やかになり肥満等の健康への負担が小さく、また腹持ちもよくなります。
玄米は完全栄養食
玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。栄養バランスのとれた食事の例として、「1日30品目以上」と言われることがありますが、これはあくまでも白米を主食にした場合のことです。逆に言えば、白米を主食にした場合には、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、健康を維持するための栄養素が不足する、ということです。
玄米を主食にした場合にはその必要はありません。昔の人が、「一汁一菜」でも健康でいることができたのは、玄米を主食にしていたからなのです。
玄米の栄養を詳しく見る。